※サイトを新しくした際、ブログを移せなかったので、過去ブログは
作り直しております。
3月31日更新分
カケツギ
他の呼び方としてカケハギなどと言ったりします。
主に背広・スーツなどの虫穴、タバコ穴、ひっかき穴、かぎ裂きなどの損傷部分を
同じ生地の「共地」を使い、わからなくする技術です。
気がついたら虫穴が‥
うっかり破いてしまった!
そんな傷には、ほどんどの場合、2種類のお直し方法になります。
・ミシン掛け
・カケツギ
ミシン掛けとは、破けた部分に他の生地で補修し、ミシンで縦横にしっかり縫い留めをします。ジーパンに多く見られますね。
利点は、比較的安価で済みますが、
悪い点として、
「ミシン目が目立つ」
「よそ行きには、着ることが難しい」
などがあります。
カケツギの場合は、
利点は、目立たなくなりますが、
注意点として
お値段が高い
100%の修復は難しい
共地が必ず必要になる
たくさんの傷箇所があると、買った方が早い
などなど。
しっかり理解が必要です。
お客様の使用頻度や目的に応じた修理内容を選びましょう。
洋服修理センターミユキでは、特許を取得しています。
(特許第3673790号) 確立した方法で、傷口の生地の設計図を出して解析・分析して
お仕事に取り掛かります。
少しでもお力になれれば幸いです。
是非、不明な点がありましたら、
ご相談ください。